可憐な女の子モンスターがテーマである【六花】を使ってみたんですけど…。
パワーが無さ過ぎて泣けてきました。
今回はその弱点を補えるか考えます。
まず【六花】についてですが、エクシーズ主体のビートダウンデッキです。
主に“リリース”に関する効果を持っていて、その性質から『イービル・ソーン』『アロマセラフィージャスミン』『ローンファイア・ブロッサム』と言った汎用植物族との相性は良いです。
逆に『バオバブーン』のような破壊が必要なモンスターとはあまり相性が良くないです。
【六花】モンスターで特に重要なのは4種類。
レベル1『六花のひとひら』……デッキから【六花】モンスターをサーチして手札か墓地に送れるうえに、相手エンドフェイズに自己再生できる。
ただしサーチ効果の発動後は植物族以外の特殊召喚が出来ず、自己再生は自分フィールドに植物族のみかモンスターが居ない場合にしか発動しない。
【六花】が植物族縛りになった要因の1つである。
レベル6『六花精ボタン』……植物族をリリースして手札から特殊召喚、特殊召喚成功すると【六花】魔法・罠をサーチできる。
ひとひらからサーチする事で擬似的に魔法罠のサーチが出来るので『六花絢爛』を持ってこれるのが便利。
後述するランク4でサルベージしてからの動きもあるのでやや過労気味。
レベル8『六花精スノードロップ』……植物族をリリースして自身と植物族1体を手札から特殊召喚、さらにフィールドの植物族モンスターを全て対象の植物族モンスターのレベルと同じにできる。
【六花】の展開に必要なモンスターで、ひとひらサーチ先でもある。
ひとひら→スノードロップをサーチ→スノードロップと植物族を展開→スノードロップ効果でレベル揃えてエクシーズ
雑に使ってもコレが出来るのが強み。
レベル4『六花精プリム』……自分フィールドのモンスターが“リリース”されることで手札から特殊召喚できる。
実は植物族以外のリリースでも特殊召喚は出来るため極端な話だと『天球の聖刻印』のリリース効果でもいい。
【六花】魔法カード『六花絢爛』をモンスターをリリースして発動した際にプリムをサーチすると処理後にプリムを特殊召喚できる。
ひとひら→ボタンをサーチ→絢爛をサーチ→ボタンをリリースし絢爛発動、プリムとレベル4をサーチ→プリム特殊召喚
といった動きが出来る。
先程のスノードロップは手札に他の植物族が必要だが2体展開出来ることに比べると劣化のように感じるが、サーチしたレベル4植物族次第で化ける可能性がある。
ということでレベル4植物族で有力なモンスターを調べてみます。
『ジーナの蟲惑魔』……セットされた罠カードがあればそれをコストに特殊召喚可能。
『ヴェルズ・マンドラゴラ』……相手フィールドのモンスターが自分フィールドのモンスターより多ければ特殊召喚可能。
だけですね!
【蟲惑魔】と合わせることで多少はマシになる…かも?
現状、【六花】に必要なのは通常召喚権を維持した状態での展開だと思うんです。
なのでそれが出来る植物族は何かというと、『アロマージ ジャスミン』だと思うんですよね。
ライフ有利なら通常召喚権が1回増えるのは非常に大きいうえに、回復すると1ドローもありがたいです。
それともう1つ、フィールド魔法『白薔薇の回廊』ですね。
自分フィールドにモンスターがいなければ手札から植物族モンスターか【ローズ・ドラゴン】モンスターを特殊召喚可能。
『ローズ・プリンセス』の効果でサーチも可能で、シンクロ要素を入れるのもアリかもしれないです。
とまぁここまで見てたわけなんですが。
ダントーとしては【蟲惑魔】との合わせが1番楽しいかなと。
安定性としては【アロマージ】なんですけどね、やはり相手ターンに邪魔できる能力としては落とし穴を駆使できる方かと。
ただとにかく構築の割合が難しいんですよね……。
まず【六花】でこれは必要だというカードを選んでいきます。
【六花】カード……10枚
『六花のひとひら』……1枚
『六花精ボタン』……2枚
『六花精スノードロップ』……3枚
『六花精プリム』……1枚
『六花絢爛』……3枚
構築によって多少は増減しますがとりあえずこんな感じですかね。
ひとひらは展開に必要なものの、植物族はデッキから呼び出すことには長けてるので1枚で動かします。
ボタンはリリースと絢爛サーチ、絢爛はリリースからプリム召喚用ですね。
スノードロップは汎用性が高いので3枚ですが、場合によっては減らすかもしれないです。
そして次に【蟲惑魔】を入れる場合ですが、プリムを増やすことで絢爛からのサーチも出来そうなのでプリムを増やすことも考えときたいです。
【蟲惑魔】カード……8枚
『ジーナの蟲惑魔』……3枚
『リセの蟲惑魔』……2枚
『ティオの蟲惑魔』……2枚
『トリオンの蟲惑魔』……1枚
ジーナはセットした罠をリリースして出せる貴重な特殊召喚枠なのでフル投入。
リセは自身をリリースすることて罠を持ってくることができ、なおかつ【六花】の効果を発動させれます。
ティオは中盤での展開札、かつ罠のサルベージですね。
トリオンは相手の魔法罠を破壊するためのものですが、昆虫族なのでひとひら蘇生の邪魔になる前にリンク素材にするなどのケアは必要です。
リセとティオは1枚でいいかも知れないです、先程も言ったとおり植物族は場に出しやすいうえに絢爛サーチで握りやすさもあります。
リンク2種ともに植物族なのでトリオンは『セラの蟲惑魔』に変えるなどすればいいかと。
【落とし穴】罠カード……7枚
『蟲惑の落とし穴』……3枚
『墓穴ホール』……3枚
『深黒落とし穴』……1枚
相手のフィールドで効果を発動したら無効にして破壊するための蟲惑は汎用性が高いのでフル投入。
うららや増Gといった墓地で効果を発動する手札誘発から、『PSYフレームギア・γ』のような手札で発動するのも全て無効にできるので墓穴ホールもフル投入。
ダントーの大嫌いなエルドリッチを除外できるのが深黒ですが、レベルを持たないリンクやエクシーズには無力なので自由枠でもあります。
落とし穴に関しては『フレシアの蟲惑魔』を使うことでデッキから直接アクセスできることもあり多少は自由が効きます。
より汎用性を求めるなら『底なし落とし穴』を入れたりするのも手ですね。
残りは汎用カードですね。
【植物族】カード……6枚
『イービルソーン』……3枚
『ローンファイア・ブロッサム』……3枚
【汎用】カード……9枚
『灰流うらら』……2枚
『増殖するG』……2枚
『墓穴の指名者』……2枚
『DDクロウ』……2枚
『ハーピィの羽根帚』……1枚
ローンファイアは3枚じゃ無くても良さそうな気もしますが、スノードロップと一緒に手札にあると非常に強いので3枚になっています。
指名者とクロウはエルドリッチが嫌いすぎてこうなってますが、『墓穴ホール』もあるので多少は変更が効きます。
その際は『冥王結界波』を入れるか、『禁じられた一滴』を使うのもいいですね。
あとは再利用可能な通常罠として『迷い風』もジーナの召喚用として採用するのも良いかと。
その際は【落とし穴】を少し減らすのもアリで、『クラリアの蟲惑魔』が入れば落とし穴を再利用しやすいですし墓地からサルベージ出来る蟲惑魔もいるのでなんとかなるかと。
【EX】カード……15枚
『六花聖ストレナエ』……2枚
『六花聖ティアドロップ』……2枚
『フレシアの蟲惑魔』……1枚
『セラの蟲惑魔』……2枚
『クラリアの蟲惑魔』……1枚
『アロマセラフィー ジャスミン』……2枚
『聖天樹の大精霊』……1枚
『聖蔦の剣士』……1枚
『No.87 雪月華美神クイーン・オブ・ナイツ』……1枚
『天霆號アーゼウス』……1枚
『アクセスコード・トーカー』……1枚
ストレナエはティアドロップ以外にクイーンを出すことができ、攻撃力3200を出せて貴重なスキドレ下での高打点です。
セラやクラリアからは聖天樹へと繋げて、ダメージを食らうことで聖蔦による攻撃力3200が出せます。
その後にアクセスコードへ繋ぐのも良いですが、ひとひらとスノードロップ効果を使っていると植物族しか出せないことには注意。
アーゼウスはストレナエから出した後に効果を使わなかった後のクイーンが成るのが丸いかと。
といった感じでしょうか。
もっと強力な誘発積んだり、VFDを展開するといった動きもあるのですが……。
ぶっちゃけそれは【無限起動】でやってるので良いかなって。
まぁそんな感じです。
EX枠も多少は自由が聞くのでそこはお好みで変えても良さそうです、アクセスコードをライゴウに変えるとか。
といった感じで今回はここらへんで、ではでは。