紙の方はどうしても財布ポイントとの兼ね合いがありますからね、自分の未来をどこまでリリースするか……。
そんな気持ちでデッキ組んでみました、いつも通りです。
今回も【蟲惑魔】の構築に関して。
この前、友人と遊んだ際に『断絶の落とし穴』を使ってみたんですけど……微妙ですね。
やはりフリーチェーンで無いのは使いにくいです、それなら『狂惑の落とし穴』のが使いやすいです。
そしてそれ使うなら『狡猾な落とし穴』を使い回すほうが良いです……構築変わらねぇ!
今回は採用していない蟲惑魔の理由とかも書いていきたいと思います。
先日、Twitterで蟲惑魔使いと採用に関して話してたのが面白かったので。
とりあえず構築したのがコチラになります。
先にお値段関連の話からします。
蟲惑魔ストラク3つ買うことで増Gと壊獣を確保できるので実質0円。
ヴェーラー、うさぎ、ドロバは各100円台で購入しているのでストラク1つ分。
春化精はちょい高い時に買ってしまったものの今は安く手に入ります、ストラク価格かな?
あと細々したの買うだけ、アーゼウスは相変わらずストラク3つなので買ってないです。
うららも相変わらず3枚でストラク超えるので買ってないです、そろそろ安くなってくれよ……カドショにアホほど出回ってそうなのにな。
全部でだいたい6000円くらいあれば組めます、ドンキに売ってそう。
ということで値段の話は終わり、採用した蟲惑魔の話になります。
『トリオンの蟲惑魔』
初動①、3枚採用。
初手に来て欲しいが2枚目以降は来てほしくないカード、増Gされたらセラss(1ドロー)→狡猾セットで最低限になる。
特殊召喚効果をよく使うことになるカード①でもある。
『ランカの蟲惑魔』
初動②、3枚採用。
初手に来て欲しいカード、セラ+キノ+狡猾で若干硬くなる。
地味にバウンス効果が使える瞬間がある。
『ティオの蟲惑魔』
展開札、2枚採用。
初動には基本的に貢献しないため3枚採用は重い、だが1枚採用で初手に来られるとその後の狡猾に支障が出る。
特殊召喚効果をよく使うことになるカード②である。
『キノの蟲惑魔』
防御札、1枚採用。
初動に貢献しないので複数採用する必要がない、主にランカやシトリスでサーチする。
相手メインフェイズに特殊召喚も出来るのでバック破壊にチェーンすると無駄弾を使わせられる。
ここから非採用の蟲惑魔。
『アトラの蟲惑魔』
妨害札。
手札から落とし穴を使えて、効果を無効にされないのでバロネスやヴァレルS等を処理できる。
悪くはないんだが……使った場面が人生で2回しか無いので非採用。
採用するなら1枚。
『ジーナの蟲惑魔』
展開札。
キノが無い頃のランカがサーチする候補だった。
通常罠を多く採用する純蟲惑魔デッキなら採用は検討出来るが、地味に条件が面倒でもある。
採用するなら1枚。
『プティカの蟲惑魔』
展開or除去札。
フィールド魔法『蟲惑の園』をサーチすることで展開に貢献するほか、特殊召喚で相手モンスターをエンドフェイズまで除外も出来る。
純構築なら十分使うのだが春化精採用型だと使うことがあまりない。
純構築なら3枚採用、そうでないのなら1枚採用はあり得る。
『リセの蟲惑魔』
防御札。
自身をリリースすることで落とし穴を2枚セット出来るので純蟲惑魔に使えそうな気もするだろ?
盤面に残ってリンクかエクシーズ素材になるのが前提として効果を使っているのでコイツを呼ぶ事はほぼない。
余談だがストラク再録されるまで蟲惑魔の中で最も高額なカードだった、使われないのに。
採用することは無い。
『カズーラの蟲惑魔』
展開札。
セラの登場によって完全に使われなくなった、盤面に同名居ても呼べるメリットがあるが出したい蟲惑魔はリンク素材にすればいい。
ブラック・ガーデンを使うことで呼べるとか、植物族のサポートが受けれるとかあるけどまぁ使わないです。
ガチで余談ですが、ダントーが蟲惑魔を始めて知ったのがこのカードなので真の意味で誘ったのはコイツです。
まぁ非採用です。
『蟲惑の園』
展開札、フィールド魔法。
蟲惑魔の通常召喚権を一回増加、蟲惑魔に戦闘破壊耐性を一回付与、特殊召喚効果もあるので純構築なら十分に使える。
欠点はこいつ単体ではサーチするわけでもないので事故札になりやすい、春化精のコストにもならない。
純構築なら2枚採用、それ以外だとプティカ込で1枚採用。
続いてエクストラの蟲惑魔。
『セラの蟲惑魔』
展開札、2枚採用。
テーマデッキとして確立させた功労者、展開効果を2つ持ってるのが強い。
3枚採用でも良いが狡猾軸は短期決戦に近いので3枚目を使うことがほとんど無いので2枚採用。
『クラリアの蟲惑魔』
防御札、1枚採用。
かつて『王家の神殿』を使うことで狡猾2連打等をしたおもしろ蟲惑魔だが、今は使われることはほとんど無い。
エンドフェイズに蟲惑魔蘇生が有るのでデッキにティオが居ない場合等には使えるので1枚採用。
『アティプスの蟲惑魔』
エース、1枚採用。
ワンキル圏内に持っていきやすくなった事で狡猾軸が安定して勝てるようになった。
狡猾の発動条件を整えることにも使えるので1枚採用している、2枚目以降は使うこと無い。
『フレシアの蟲惑魔』
防御札、1枚採用。
最古の蟲惑魔デッキたるカード、汎用ランク4で『奈落の落とし穴』をデッキから撃てるのが強いと言われていた。
蟲惑魔に破壊耐性を付けれるので最初の方に出しといて、ホールティアの墓地効果による蘇生で相手の破壊効果から仲間を守るなど出来る。
『シトリスの蟲惑魔』
展開札、1枚採用。
純構築なら2枚採用にもなる、新しい蟲惑魔のエンジン。
相手のバニッシュメントでコストにヌトスを使われた際、墓地のヌトスを素材にすることでヌトスの効果を受けなくなるなど隠された効果で相手にプレミをさせれる。
蟲惑魔ストラクがエロゲパッケージと言われた原因。
『アロメロスの蟲惑魔』
展開札、1枚採用。
主に上ブレ展開で使い、未来龍皇ホープの素材になる。
構築によっては非採用だが、墓地のトリオンを使いまくって相手の盤面を更地にするなどできる。
その他のカード。
【春化精】+『ゴキポール』or『グローアップバルブ』
初動or妨害札。
初手に『ランカ』or『トリオン』を持ってきつつレベル4を盤面に出せるので非常に強い。
目覚→ゴキポール墓地、目覚ss→ランカサーチ→ランカns、キノサーチ→セラls→キノss、セラef狡猾セット→フレシアxs
この流れでちょうどニビルケアになります、デッキに『墓穴ホール』があれば!
バルブは初動が問題ない場合に落とします。
目覚→バルブ墓地、目覚ss→バルブss→ナチュビss
召喚権使ってないので本当にヤバい展開だと思います、【御巫】や【ピュアリィ】といった魔法カードを使う相手にぶっ刺さります。
目覚をサーチしたいこともあり採用するなら目覚3枚採用か、芽吹と霞を合わせた9枚採用になるので枠をかなり使う。
『ダイナレスラー・パンクラトプス』
除去札、1枚採用(制限カード)。
後攻からの捲りに使える地属性モンスター、相手の厄介な盤面を破壊できる(センサー万別など)。
春化精で蘇生も出来るので気軽に使ってイケるのが魅力、なにより100円切ってる。
『粘糸壊獣クモグス』
除去札、2枚採用。
主に【御巫】や【ピュアリィ】といった真っ当な除去が効かない相手に使います。
1枚だとワンキル出来なかった場合に再び返せない可能性があるものの、3枚は流石に事故札になるので2枚採用です。
『ハーピィの羽根箒』
除去札、1枚採用(制限カード)。
センサー万別に苦汁をなめさせられたので汎用除去札は必要です、可能なら2枚入れたいレベルですがパンクラトプスにしてます。
全てのデッキに入れるべきカード。
『冥王結界波』
妨害札、1枚採用。
ヤバすぎる相手モンスターの効果を1枚で亡き者に出来る、このターンに決着はつけられないものの【蟲惑魔】ならターンを返しても問題無い。
複数採用も考えたが、1ターンで処理しきれないのならバグースカ出してやればいい。
採用している落とし穴に関して。
『狡猾な落とし穴』
フリーチェーンで偉いうえに、1枚で2枚破壊もできるアドの塊。
専用構築に寄るとはいえ、狡猾主体ではない型でも1枚採用される。
狡猾型なら除外されたことも考えて2枚採用が丸いが、今回は別の落とし穴を採用した。
『墓穴ホール』
狡猾の代用で入った落とし穴、でも理由はあります。
大きな理由としてフレシアによるニビルケアが出来ること。
他の落とし穴候補として『蟲惑の落とし穴』もあったが、モンスター効果を無効にするならヴェーラーでなんとかなると判断した。
あと2000バーンはやはりデカい。
『ホールティアの蟲惑魔』
蟲惑魔版シェードブリガンダイン、蘇生効果も偉い。
構築によっては複数枚採用になるが、狡猾による短期決戦なら1枚で十分と判断した。
実際、マスターデュエルでホールティア1枚のアロメロス0枚といった構築にしているが特殊召喚が足りない事は無かった。
要因としては春化精による蘇生と、やはり狡猾を3回くらい使い回してたら大抵勝てる盤面になってる事。
採用を検討したものの非採用になった落とし穴に関して。
『奈落の落とし穴』
元祖最強落とし穴、今は墓地効果が多くなったこともあり十分採用圏内。
フリーチェーンではない点でやはり採用が見送られた。
『狂惑の落とし穴』
ストラクで追加された待望のフリーチェーン落とし穴。
狡猾を使った後にサーチするようなデザインになっていて、狡猾主体の型には向いてない。
とはいえフリチェは強いのでかなり悩んだ1枚。
『断絶の落とし穴』
マスターデュエルでは未実装の最新型落とし穴、最新型なのに“時の”効果なの作った人のいらない落とし穴リスペクトがある。
裏側除外なので再利用がほぼ不可能になる点だけ良いが、狂惑で良いのでは??となった。
『蟲惑の落とし穴』
相手の効果を無効にして破壊することができるので、psyフレームγのような事ができる。
落とし穴は効果を無効に出来ないのを補ってくれる。
主にフレシアによるデッキ発動で使うことにより相手に読み合いを仕掛けれるのが特徴。
今回はヴェーラー等に無効をお願いしたので非採用だが、十分採用圏内ではある。
『底なし落とし穴』
融合以外の素材に出来なくさせる汎用性ナンバーワン落とし穴。
狡猾主体でなければ1枚〜2枚は採用されるほどに優秀で、素材用の低レベルモンスターから、破壊耐性持ちエースまで処理する下準備が出来る。
破壊耐性持ち等はこれで裏返すことでパンクラトプスで処理できる。
『煉󠄁獄の落とし穴』
相手モンスターの効果を全て無効にしたうえで破壊するので破壊耐性持ちも処理できる。
最近は素材になったモンスターがチェーン組んだりして“時の”効果であるデメリットをガッツリ受けるので採用が難しい。
刺さると気持ちいい、相手の顔が明らかに曇る。
他の落とし穴は出してくるところが限定的だったり、発動が難しいので非採用となった。
正直な所、フリチェ以外で使える落とし穴が無効系のみなのでなんとかして欲しい。
他エクシーズの話。
『クロノダイバー・リダン』
除去札、1枚採用。
対象に取れない破壊耐性持ちを除去するためのカード、ホールティアを素材にする第1候補。
多くの場面で奇跡を起こすデッキトップ芸もある。
『No.41 泥酔魔獣バグースカ』
防御札、1枚採用。
先行で出すことで相手によっては完全な機能不全にさせる。
自分の首も締めかねないので主に遅延で次のドローに賭ける場合などに使う。
ナンバーズのせいで未来龍皇ホープになれない。
『鳥銃士カステル』
除去札、1枚採用。
対象に取るがバウンス効果のため刺せる相手には使える、相手ターンに使えないので他に良いランク4があると交換する。
アーゼウスやテュフォンを持ってるならコイツは要らない。
『No106 巨岩掌ジャイアント・ハンド』
妨害札、1枚採用。
一回きりだが地属性のため春化精のデメリットを受けずに使える。
無効にできるのは相手フィールド限定なのでニビルケアには使えない。
あとコイツもナンバーズだから未来龍皇ホープになれない。
『旋壊のヴェスペネイト』
エース、1枚採用。
ナンバーズの再就職先として採用。
コレにしないと火力が足りない時期があった名残、アティプスが出たことにより優秀なエクシーズと入れ替えで出ていった。
採用してないEXに関して。
『崔嵬の地霊使いアウス』(さいかいのちれいつかいアウス)
展開札。
相手が増G使っているとアティプスになれる。
相手依存なので非採用。
『ミセス・レディエント』
アティプス以前のワンキル圏内に持ってく手段でした。
今は使わないです。
だいたいこんな感じですかね。
マスターデュエルでは結界像使ったりしてますが、買ってないというより使いたくないというのが1番の理由ですかね。
流石に…流石に友達無くしそうじゃない?
ナチュビも結構ヤバいことしてるんですけどね、先行でコレ出されないことを【御巫】は祈るしかない(初動9枚)。
という感じで【蟲惑魔】でした、構築に関しては数学科さん(蟲惑魔デッキを理論立てて構築してる尊敬してる人)の影響を大きく受けてます。
【春化精】が枠を取るので狡猾軸にしたコンパクトな構築が本当にマッチしたんですよね。
色々な人の構築理論助かる。
ということで今回はここらへんで、ではでは。