前回のEX編の続きになります。
EXに関しては2000文字程度で終わりましたが、本記事は4000文字オーバーしました。
長くなってますが採用理由と、変更するカードについても書いてます。
まず【蟲惑魔】というからには採用する蟲惑魔モンスターですね。
芝刈り不採用の60枚デッキということで1枚もしくは2枚で動けるというのが目標になります。
蟲惑魔に関してはトリオンの蟲惑魔、ランカの蟲惑魔の2種が1枚初動となるので3枚採用になります。
続いて2枚初動で動けるのがプティカの蟲惑魔になるのでこちらも3枚採用になります。
プティカは通常召喚で蟲惑の園をサーチ出来るので手札に他の蟲惑魔モンスターがいる場合は展開が可能になります。
同じ理論で言うとキノの蟲惑魔もそうですね、現状2枚採用になってますが3枚に増やそうかと思います。
ジーナの蟲惑魔に関しては通常罠が必要になるのがネックで、通常罠もしくはトリオンとの2枚初動になるうえに狡猾な落とし穴を発動できなくなる可能性があるので1枚採用になっています。
特殊召喚効果で狡猾を使いまわせるティオの蟲惑魔に関しては2枚採用、通常召喚でランク4を出せる優秀なカードではありますが墓地に蟲惑魔がいることが前提なので初手に来ても微妙なカードになりやすいです。
そしてアトラの蟲惑魔に関してはサーチの優先度が低い蟲惑魔ですが、効果は非常に強力なため1枚のみ採用してセラで呼び出せるようにしています。
手札から狡猾を撃てるうえに、それを無効化出来ない永続効果のお陰でバロネスが場に出ていても対処出来るのが強みですね。
次に2枚初動が用意な【春化精】のカード達です。
コストとなるモンスター1枚でもあれば最低限の展開が可能となります(極端な例で言うと神宣3枚に芽吹き2枚でも動ける)。
丘と芽吹き、苗と霞、森と目覚め…この3種は3枚ずつ採用しています。
苗と霞に関しては下手すると事故になるのですが、それはレベル3だからですね…ただ連続サーチには必要になりますし手札にコストが揃ってればいいので3枚採用です。
他の春化精カードは入れていませんが、採用する場合には3種類います。
花と野原の春化精:墓地の地属性を手札に入れられるので、蟲惑魔を通常召喚したい場合や壊獣を再利用するなどに使えますが…初手に来ると完全に腐ります、なぜならレベル3だから。
山と雪解の春化精:1枚ドローという60枚デッキ的には少し微妙な効果ではあるものの、サーチ非対応の通常罠などを引き寄せるためには採用を検討できるが…コイツもレベル3なので事故に繋がりやすくなります。
春化精の妖精ヴェーラ:春化精のエースモンスター、目覚めでサーチ(墓地送り)が可能なことと目覚めが盤面に居ることで攻撃力4800を出せるので一考の価値あり。
他の魔法罠は使わないです、マスターデュエルで試しに使ってましたが色々と酷かったので採用しません。
40枚デッキだと苗と霞を2枚採用にしてる構築も見かけますが、芽吹きと目覚めは3枚採用が普通ですね。
野原と雪解に関しては初手にあるとガッカリする枠ですが60枚なら採用しても良いかもしれない…?いやその枠は手札誘発にした方が良いな。
どうしてもなら野原のサルベージ効果だけ1枚ですね。
春化精のコストとして最も優秀なのが3色ガジェットで、芽吹きと1色だけでダランベルシアン(現在2580円税込み)に繋げれます。
召喚権を残すなら3素材(レベル4モンスターをサーチ)、最後にサーチしたガジェットを通常召喚したなら4素材(魔法罠をサーチ)出来るので地属性の別テーマとも相性が良いかと思います。
蟲惑魔ならばシトリスとアロメロスを出すことでサーチと蘇生をした後に未来龍皇に出来るので先行であればめっちゃ強いです。
このカードを9枚採用したいがために60枚デッキにしたと言っても過言では無いです。
ガジェットと春化精で合わせて18枚の採用、40枚デッキに居れるだけでほぼ60枚デッキになります。
追加としてレボリューションシンクロンの採用も考えたりしました。
ギアギガントを採用することでレボリューションシンクロンをサーチ、手札のレボシンと場に出してあるガジェットでブラックローズドラゴンをシンクロ召喚。
レボシンの墓地効果で自身を蘇生することでレベル8シンクロ……ヴァレルロードSドラゴンをシンクロ召喚なんて動きも可能です。
ちなみにブラックローズにしたのは、その後の展開でブラッドローズを出しつつ除外効果を使わなかった場合に墓地から蘇生させられるからです。
ブラックローズの破壊効果自体はシンクロ召喚でのみ発動になりますが、②効果は墓地の植物族を除外すればいいので採用圏内になります。
まぁEXに関してそんな枠あるのか?って話になるのですが、一応こんな動きもあるというだけで採用はしません。
その他のモンスターについて。
まずは1枚採用している3種から。
ゴキポール、グローアップバルブは目覚めで墓地に送ることでそれぞれ展開に繋げれます。
グロアに関してはナチュビではなくクロスローズの弾丸にするためのでも良いです。
クロスローズ自体は闇属性なので春化精を使うと効果が使えなくなりますが、相手のメインターンで効果を使えるので場に出しておくだけで良いのがメリット。
どちらも初手にあってもコストとして使えるのが本当に優秀ですが、ゴキポールはレベル3なのが残念なところです。
そしてEXに頼らない火力として樹冠の甲帝ベアグラムも採用していますが、サーチ手段が無いので現状は使えてないカードとなっています。
ベアグラムは一度墓地にさえ落ちれば活躍できるのですが”通常召喚出来ない”ということで目覚めで落とせないんですよね。
サーチする場合はレベル4地属性昆虫族である共振虫をフィールドから墓地に落とす必要があります。
ゴキポールでサーチが可能ではあるので、目覚めでゴキポールを墓地に送り共振虫をサーチし通常召喚、目覚め効果で蘇生させたカードとリンクさせてベアグラムをサーチ……といった所が妥当でしょうね。
リンク2で汎用性があるのはIPマスカレーナですが、一応クラリアの素材にすることも出来ます。
まぁ使うとなるとこれくらい大変ってことですね、出せたら強いです。
ベアグラムの枠には先ほど紹介した春化精の妖精ヴェーラを置くことで打点確保は難しくとも妨害を構えるなどで活躍できます。
ヴェーラを採用した場合、墓地蘇生が可能になるのでパンクラトプスの採用やレギュラスの採用なんかも良いですね。
次に手札誘発に関して。
春化精のコストはモンスターという縛りがあるので、手札誘発のモンスターを多く積むのはそれほど邪魔になりにくいです。
それに蟲惑魔の1枚初動しか出来なかった場合でも、手札誘発の数だけ妨害数が増えるので多めに採用するのはアリです。
蟲惑魔的には悩ましいですが無限泡影と朔夜しぐれ(ヴェーラー)だとかなり競った枚数競争になるかもしれないですね…どちらも未購入ですが。
現状でダントーの手持ち具合にも拠ってますが、うらら2枚、増G3枚、うさぎ3枚になっています。
うららが安くなったとなったとはいえ未だに高額(現在780円税込み)なので二の足を踏んでます…しかも売り切れだし。
他の誘発として使えるのは先ほどの朔夜しぐれかドロール&ロックバードですかね、どちらも現在180円税込みでお求めやすくなっております。
あとは手札誘発ではないですが、クシャトリラフェンリルやダイナレスラーパンクラトプスといった制限カードを挿しておくのも良いかもしれないです。
どちらも春化精のコストで送った後に蘇生して妨害に繋げれますし、なにより安い。
獣王アルファは通常召喚出来ないので目覚めで落とせないですがこの2種なら墓地落としできますからね。
続いては魔法罠です。
まず蟲惑魔関連と落とし穴に関して。
フィールド魔法の蟲惑の園は2枚採用していますが1枚採用でも全然問題ないので減らそうかなと思ってます。
蟲惑魔の通常召喚権が増えたり、墓地の蟲惑魔を選んで蘇生出来たりと展開に大きく貢献するカードですが割られたところでって感じではあります。
プティカでサーチして発動、手札の蟲惑魔通常召喚して展開を伸ばすくらいの使い道なのでターン返した際に割られても除去1枚使わせたって感じですね。
割られた際にデッキに戻す手段などは無いのでイシズギミックを採用するのもいいかな?とは思ってます、ムドラ1枚と蟲惑の園1枚を入れ替えですね。
落とし穴に関しては展開に関わるホールティアが3枚、ティオの特殊召喚で使いまわす狡猾な落とし穴が1枚、奈落の落とし穴が2枚といったところです。
奈落の落とし穴は環境に合わせて別のを採用するといったところですかね、ティアラメンツ相手には墓穴ホールを使うなどですがダントーは奈落を採用しています。
奈落と墓穴を1枚ずつ採用するでも良いとは思いますが、これはイビルツインやピュアリィのような場に出て効果を使ってくる相手と戦うから奈落の採用になってるからです。
時空の落とし穴でバウンスするのも上記2種にはバウンスより除外のが刺さるためですね、底なしの落とし穴による裏守備はピュアリィとギガンティックスプライトには有効ですが結局それを除去するのが大変だったりするんですよね。
なのでシンプルに奈落です、20年前に出たカードなのに今も強いの最高です。
汎用カードとして採用しているのは8枚。
魔法カードのハーピィの羽根箒は強いんですけどうらら足りなくて仕方なく入れた1枚なので抜いていいです、先行初手に合っても困りますしトリオンで割ればいいので。
もしバック破壊が必要なと感じたのならコズミックサイクロン(サイクロン)を3枚積むなどで良いです、サモンリミッターやセンサー万別相手に使う前提です。
3枚採用枠に関してはダントーはサイクロンではなく神の宣告を3枚採用しています。
狡猾を使う構築としては微妙な採用ではあるものの、デッキの枠数を補いたいと思った際に目に留まったので採用しました。
使えた場面はあったものの将来的には抜いても良さそう。
2枚採用は2種類、手持ちに2枚ずつしか無かったとも言います。
現世離レは相手のフィールドカードならなんでも墓地に送って、代わりに別のカードをセットできるというもの。
モンスターだけでなく魔法罠も除去できるので使い道が多いです。
相手の場と墓地にカードがあること前提ですが、ほぼいつでも使えるフリーチェーンなので3積みでも良いかもしれないです。
次元障壁もフリーチェーンのカードで、リンクモンスター以外の効果を無効に出来るのがメリット。
現環境だとピュアリィ(エクシーズ)、斬機(シンクロ)、スプライト(ギガンティック)に対して使えますし。
EXがリンクモンスターのオルターガイストとR-ACEには使えないですし、相手ターンに動けるエクソシスターも効果が薄いですが。
現状での変更点としては、
ベアグラム → 春化精の妖精ヴェーラ
蟲惑の園 → ムドラ
羽根箒 → うらら
神の宣告(2枚) → 現世離レ、次元障壁
神の宣告(1枚) → キノの蟲惑魔
といったところでしょうか。
次元障壁に関しては相手次第とも言います、こちらもリダンやフレシアが使えなくなりますからね。
代わりにパンクラトプスとフェンリルを入れるなり、クモグス3枚入れるとかですかね…クモグス3枚で手札事故ったらTwitterに投稿します。
とりあえず次に友人とやりあえるのが何時かわかりませんが、この構築で遊んでいきたいと思います。
前回の倍以上になりましたが今回はここらへんで、ではでは。