Twitterで『蟲惑の園』を入れるか問題が出たのでダントーなりの意見です。
例によって書きながら考えをまとめていきます。
『蟲惑の園』はフィールド魔法で主な効果は「蟲惑魔の通常召喚を1回増やす」というもの。
『プティカの蟲惑魔』を通常召喚することでサーチが可能で、手札に『プティカの蟲惑魔』と他蟲惑魔モンスターが入れば展開を大きく伸ばすことができます。
では何が問題なのか?
大きな問題としては『蟲惑の園』単体に展開能力が無いところですね。
例えば手札に、
うらら+うらら+増G+増G+蟲惑の園
だとします。
詰みですね、何もせずターンエンドです。
『ユニオン格納庫』や『六世壊=パライゾス』のような発動時にテーマモンスターをサーチするのなら動けますけど…。
このカードを活かすためには手札に「蟲惑魔モンスター」が2枚ある事が前提で、そう考えると上ブレするなら強いけど事故にもなりうるカードなんですよね。
で、手札に蟲惑魔が2枚ある場合についてなんですけど……。
適当に組んだらこんな構築になるんですけど……(紙ならグロアとナチュビ、MDならフェンリルとか入ります)。
これならまだ採用してもいけそう。
こんな手札とかいいですよね、可能性に満ち溢れてます。
うん………『蟲惑の園』使わねぇな……。
何が悪いって、『プティカの蟲惑魔』自体は植物族なので『ゴキポール』のサーチ範囲に引っかからないんですよ。
『シトリスの蟲惑魔』を“召喚権を残した状態”で特殊召喚出来るのなら別ですけど。
『幸魂』と『ホールティアの蟲惑魔』を使うなどすれば行けなくはないですけど、まぁ……無いかな……。
で、ここまで下げまくった訳ですけど使えないわけじゃないんですよ。
『ランカの蟲惑魔』『トリオンの蟲惑魔』『蟲惑の園』という手札だと、蟲惑魔どちらかをうららされても十分カバー出来るんですよね。
それによって助かった試合も何回かあります。
『プティカ』をうららされた後に「春化精」を使って展開を伸ばしたりもしました。
相手の妨害を貫通して展開を伸ばすことは可能なんですね。
他にも墓地の『トリオンの蟲惑魔』を特殊召喚してバック破壊をしたり、戦闘破壊耐性によって生き延びたりと“たまーーーに”活躍します。
その“たまーーーに”が何回か何種類かあるので“たまに”ぐらいにはなるんですよね。
とはいえかなり限定的な用途ではあります、ですけど現状で相手の誘発などを回避する術が限られてる今は1枚挿しておくのは悪い選択肢ではないかと思います。
先程の構築もデッキの枠としては未だに余ってはいるものの、指名者のような誘発ケアは他に特に無いですし、春化精もこれ以上種類増やしてもしょーもないです。
そう考えると複合的な活躍が見込める『蟲惑の園』を採用するのはダントー的にはアリだと思ってます。
テーマモンスター9枚を超えるのなら十分採用していいと思うんですよ。
【巨大戦艦】組んでるとマトモなモンスターカードが少なくて採用テーマモンスター8枚とかになるんですけど、全然手札に来ない。
この前遊んだらゼロス3枚来てモンスター1枚も来ないとかありましたからね、負けたよ。
ちなみに「巨大戦艦モンスター」8枚と、「巨大要塞ゼロス(+テラフォーミング)」4枚が初手に来る確率は3割切ってました、来ねぇわ!!
とまぁ個人的に採用はアリだけど言われてみれば無くても困らねぇな……ってカードでした。
実際、ストラク出た頃は採用してなかったですし。
空いた枠に別のカードを採用してみるのも良いかもしれないですね、今度試しに組んで戦ってみよう。
ということで今回はここらへんで、ではでは。